伊万里、日南郷茶の横田茶園

伊万里の茶どころ「日南郷(ひなたごう)」で自然栽培をしています!

ここは伊万里の町を見守るようにそびえる国見岳の頂「日南郷」。空の青、山の緑、風の音、鳥のさえずり、土のにおい・・ ここは町とは違ったゆっくりとした時間が流れています。私たちは、この自然豊かな「日南郷」の土地ならではのお茶の味を追求するため、2009年より完全無肥料、無農薬の自然農法に取り組んでいます。伊万里の自然に育てられた「ふるさとの香り」をお届けします!

伊万里のご当地茶「日南郷茶(ひなたごうちゃ)」!

標高は450メートル!高すぎず、低すぎずの中山間地。程よい気候がお茶の甘みを作り、昼と夜の寒暖の差が大きい事が香りを生み出します。地元では「日南郷のお茶」と聞けば、「あそこのお茶は美味しかよね〜」と言われる、伊万里ご当地のお茶のです!

横田茶畑の面積は、2.5ヘクタール!
お茶農家にしては小さな面積ですが、その分1つ1つの茶畑に愛情込めて育てています。静岡や鹿児島などの大産地のように広大な茶畑を巨大な機械で管理しているのではなく、ちっちゃな機械で汗水たらして頑張っております。
スケールでは負けますが、お茶の質では負けませんよ!!

日南郷茶畑

見渡す限り、空と山しかありません!

 

日南郷茶のはじまり

戦後から始まった横田茶園

戦後の農地開拓から始まったお茶栽培。祖父の代からですので3代目になります。寒暖の差が大きく、水も少なく、農地には不向きと言われていた土地「日南郷」。しかし、この独特の環境がお茶栽培に適している事に気づいた祖父たち。この特徴のある「日南郷のお茶」を次の代にもつなげていきたい。その思いで、家族みんなで頑張っています!

行きついたのは無肥料、無農薬の自然栽培

使いすぎる農薬や肥料・・ 地下水の汚染や、生態系への害など、環境汚染に繋がってくる。せっかくこんなに環境のいい土地です。この環境を壊すような栽培はしたくない!
そして、そんな土で育てられたお茶を子供たちに飲ませたくはありませんし、そんな茶畑を子供たちに渡したくはない!

そんな思いから横田茶園は2009年秋から、完全無肥料の「自然農法」に取り組み始めます。始めた頃は害虫や病気で収穫量も少なく、不安もありました。信念だけで続けてきましたが、今では害虫も病気も減り、収穫量も少しずつ増えてきています。そして何より味がいい!お茶本来の味!

2012年の自然栽培茶畑

2011年秋の自然栽培茶畑。病気や害虫が大発生!

 

2013年自然栽培茶

2013年の自然栽培茶の新芽!自然農法を始めて3年目の時。感動しました。

何も使わない、自然が育てる本物の天然のお茶。
これが、私たちが生涯をかけて追求するお茶だと信じています。